ヒット曲に学ぶマーケティング

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From:守部 和孝 

 

専門分野ではないのですが
音楽のヒット曲が同じパターンだというのを聞きました。

マーケティングに興味あるあなたなら
きっと感じるところがあると思ったので
僕の知ったことを書きたいと思います。

ヒット曲は1680年に生まれた

 

興味があればこちらの動画を見てみて下さい。

 

1680年頃に生まれたカノン(ペッへルベル)
という曲があります。

この曲で使われているコード進行が
現代のヒット曲でも頻繁に使われているそうです。

ちなみに
|C|G|Am|Em|F|C|F|G
というコード進行だそうです。

 

その他にもヒット曲の定番のコード進行が2つあるそうで

王道進行
|FM7|G7|Em7|Am|

 

小室進行
|Am|F|G|C|

 

 

これら3つ、

● カノン進行

● 王道進行

● 小室進行

これらがヒット曲の定番だそうです。

 

今まで気づいたことがありましたか?

同じコード進行で曲が作られていると私は気付きませんでした。

僕は高校、大学生の頃ギターを弾いていましたが
ある程度王道のコード進行はあるのは
知っていましたが
こんなに同じコードが使われているとは
知りませんでした。

 

ヒットを5分でつくる

小室進行というのはその名の通り
小室哲哉さんがいつも使ったお決まりの
コード進行だそうです。

小室哲哉さんはヒット曲を5分で作ったという
有名なエピソードがあります。

これを聞くとわかる気がします。

もう決まったコード進行があり
それに歌詞を載せて
口づさんで作曲したのかと
思います。

小室哲哉さんの最盛期はカラオケブームで
カラオケで歌いやすいメロディーにするということで
あまり音程が上下しない、単調で歌いやすい曲を作りました。

つまり、既に小室哲哉さんの中で
ヒット曲の作り方が確立されていたのですね。

 

毎年新しいジャンルの曲

私は毎年新しいミュージシャンが出て、
新しいジャンルの音楽ができていると
思っていました。

アイドルも、ミュージシャンも、ロックも
ポッポスも少しずつ新しくなり
進化していると思っていましたが
見せ方が変わっているだけなのですね。

 

あなたはどう感じますか?

今はもう小室哲也さんは昔の人という印象で
ヒット曲を生むのは時代としても、
イメージでも難しいかもしれません。

1986年の渡辺美里の「My Revolution」から
2000年までヒット曲を
このコード進行をメインに
作り続けてきました。

その後もこのコード進行で
ヒット曲が生まれ続けています。

私はウェブマーケティング、ウェブコンサルティングをしていて
毎年のように新しいマーケティングや、
新しいメディア、新しい手法が出ます。

それらをどうしても追いかけてしまいます。

この話を聞いて
大切なことに集中することの大切さを私は感じました。

そして何が私の
小室コードなのかを見つめ直そうと感じました。

 

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