From:守部 和孝
4月17日日曜日
株式会社トランスパレンスさんの総会「感謝の集い」で
「治療院・治療家のためのマーティングセミナー」を
させて頂きました。
トランスパレンスさんは石川県ナンバーワンの
訪問鍼灸マッサージ事業所でして
鍼灸マッサージの地位をあげたい
もっと知って欲しい、との願いで
マーケティングの具体的な方法を
伝えてきました。
参加者の方々が真剣に聞いている姿に
とても感銘しました。
そのセミナーのために
色々と調べたのですが
この鍼灸業界はなかなかハードな業界だと
感じました。
その鍼灸業界で一般的に知られていない
鍼灸業界の常識を書きたいと思います。
鍼灸業界の常識・非常識:鍼灸師は医業の一種類
僕は鍼灸師、整体師、あん摩マッサージ指圧師さんは
どれも同じような仕事だと思っていました。
同じマッサージ業界。
法律上から違います。
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、医師は
同じグループなんです。
整体師さんは国家資格のない
マッサージ師さんです。
ただ客観的に見ると
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、整体師さんが
同じように感じてしまいます。
けど、はり師さん等は学校で勉強する際に
しっかりと医業のひとつだと教育されているのでしょう
一緒にお話していても
一生懸命に患者さんと向き合う姿は
まさにお医者さんの姿を同じ姿勢を感じます。
誇りを持って仕事をしています。
この誇りが鍼灸師さんを
真摯な姿勢にさせているのだと感じました。
鍼灸業界の常識・非常識:鍼灸師は広告禁止
鍼灸師さんは医業の一種なので
広告が禁止されています。
医業ではない、整体師さん
資格を持っていない整体師さん
そんな整体師さんは自由に広告をうてます。
けれど鍼灸師さんは広告をうてない
国家資格所有者なのに
非常に窮屈な思いをしています。
鍼灸業界の常識・非常識:鍼灸はWHOに認められている
一般的なイメージで
「鍼灸は効果があるのかわからない」
「ツボ押しは一時的な対処療法」
「精神的なリラックス、落ち着きをもたらすもの」
と思われています。
しかし、世界の公的な機関である
WHOが鍼灸の効果を認めているように
病気を治す力があります。
中には高血圧や、糖尿病なんかも
効果があると認められており
非常に優秀な治療です。
実は僕の父は脳の病気を患いました。
その手術の結果大きな体の麻痺の障害を
持ってしまいました。
リハビリをしたのですが
麻痺は残ったまま。
障害1級でした。
でも体が無事で何よりだと
家族で話していました。
けれどその時に少しでも良くなるという話を聞き
トランスパレンスさんから
鍼灸マッサージを受けると
少しずつ動くようになりました。
また其の時の先生が
「別料金になるのですが鍼も受けませんか?」
との提案を受けました。
半信半疑で受けて見ると
膝が特に楽になったと
少しずつ歩けるようになり
今では障害3級までの
軽い状態になったいます。
僕自身鍼灸でそんな効果をみているので
鍼は素晴らしい効果があると
知っています。
というわけで
鍼灸師の業界は非常にわかりにくく
外からでは知らないことだらけの業界です。
セミナーではその業界が少しでも
よくなればと話をさせて頂きました。
またこころからそう感じています。
その時のセミナーの中身をまた紹介できたらと
思います。