石川県、金沢市の理容室の競争具合を調べたら、美容室と全然違った！

From:守部 和孝

前回の記事で
金沢の美容室の競争について書きました。

今回はほぼ同じ業界の
理容室、いわゆる床屋さんを調べて見ましたので
全国との比較、また美容室との比較をしてみたいと思います。

イメージとしては人気がないのだろうなぁと
言った印象ですよね。

また僕個人として、以前床屋さんのコンサルをしたことが
あるので年々理容師数が減少してるんだろうな
と思っています。

ではではその検証結果にいきましょうか。

前回と同じように厚労省のデータから持ってきました。

理容室・理容師の統計データです

結構とってくるの大変なんですが(^o^;)
こんな感じになってます。

前回の美容室のときと同じで
理容室の店舗数が左から
全国の数、石川県、金沢市と並んでいます。
働いている美容師の人数もそれぞれ全国、石川県、金沢市となっています。

前回も出した石川県のコンビニの店舗数（平成26年）は
539店舗

理容室はその2.4倍

今までこういったデータを
このブログでいくつか出してきましたが
だんだん縮小規模にある業界に出会ったのは
はじめてです。

美容室と比較してみましょう

およそ倍違いますね。

さらに言えば
増加傾向の美容室
減少傾向の理容室

今後がどうなるのでしょうか？

ちなみに

10万人あたりの美容師の人数は下記になります。

10万人あたりの店舗数・従業数の比較

全国と比べて理美容はどちらも全国平均を上回っています。

結論、個人的な見解

理容室さんはやはり固定客さんが強い印象がありますし
僕がコンサルしていたところも
非常に根強い固定客さんがいました。

子どもや年輩のお客さんは中々他に行きませんし、
地元に愛されています。

一方美容室は激しい競争に晒されています。

お客さんの取り合いがあります。

また若い方は気に食わないことがあれば
すぐに他店に流れやすいです。

今後10年ぐらいは理容師さんは安泰というか
順調なのではないでしょうか？

ただ10年後、今の美容室に通っている年代の方が
そのまま美容室にいるのか
それとも理容室にいくのかで変わってくると思います。

でも髭をそれるという独占資格は
理容室にとっては大きなアドバンテージだと思いますし
自分自身が50、60歳になったときに
それほどおしゃれなとこにいくかというと
そんな気持ちになりません。

年齢に応じた理容室にいくんじゃないかと
思います。

そう考えると20年ぐらいは安泰なんじゃないかと思います。