競合を差し置いて大繁盛する床屋の話

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実際にあった床屋の話。

床屋としてのスキルは普通。
立地や価格なども含め優れてる点は何もない。
でも、この床屋、めっちゃ儲かってる。

それは・・・

プロレスファンのための床屋

この床屋の店主、プロレスが大好きらしい。
で、店内にもポスターや雑誌やプロレス関係のものが
めっちゃ置かれてる。

なので、プロレスファンが集うお店になる。
(わざわざ他県からも来てるって話だった)

コミュニティーのパワー。

わざわざ床屋に行くのに他県まで行きますか?
(美容院じゃないですよ。床屋ですよ!?)

つまり「誰でもOK」ではなく
「うちの店に入れるのは●●だけですよ」

と条件を絞る。
それも意図的に。

このコミュニティー化が成功の秘訣。

コミュニティー化にお金はかかりません。

だって、自分ですでに持ってる趣味のグッツをお見せに持ってくるだけでいいから。
工事も設備投資も必要なし。

仕事が楽しくなる

自分の趣味を熱く語れ、
お客だけどそれ以上の関係になれる

これってお金で測れない価値ですよね。

リピーターが競合に取られない

お客は髪を切りに来てるのではありません。
このお店で語り合うために髪を切りお金を払ってるのです。

だからどんなに安く、腕のいい床屋が隣にできたとしても
お客は見向きもしないのです。

だから経営も安定します。

コミュニティーは中小企業だからできる

想像してください。
イオンが「女子高生しか入れません」
ってなったらすぐに倒産しますよね。

大企業は不特定多数を相手にしなければなりません。
だからこのような偏ったコミュニティーは作れません。

でも中小企業は多数を相手にする必要はありません。
だから、このようなコミュニティーを作れます。
そして、最後に・・・

コミュニティー化は誰でもできます

あなたの「価値観」を前面に出してください。
それをあなたの仕事に組み合わせてください。

濃い、価値観のあったお客がやってくるようになります。

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