お客さんとの常識の違い

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From:守部 和孝

 

今福岡に来ています。

これを書いている日は’16年2月21日の朝のホテルです。

はつの福岡は残念ながら雨空の連続なのですが
色々な話を聞けて楽しんでいます。

書きたいことはたくさんあるのですが
今日は一つだけ。

おとといの夜に福岡に来て
夜は焼酎をいただきました。

芋焼酎でした。

同席した福岡の方が
目の前の2つのグラスに
その芋焼酎をついでくれています。

開けたばかりのボトルから
まずはいっぱいグラスに注ぎます。

注ぎ終わったら
今度はボトルを振って
もう一つのグラスに注いでくれます。

飲み比べると
本当に違っていて
トゲがあるように雑みがあるのと
マイルドに飲みやすくなったものと
風味が変わっていて驚きました。

次に割り方です。

お湯割りをいただきました。

今度は先にお湯を入れてから焼酎を注ぐもの
焼酎を注いでから、お湯を後から入れて割るものを
いただきました。

これも全然違いました。

「常識ですよ?」

と言われビックリです。

もう、10数年経ちますが僕はアルバイトで
バーテンダーをしていたのですが
はじめて言われました。

福岡ではお酒のつぎ方一つで楽しめるぐらい
楽しんでます。

 

常識ってなんでしょうか?

常識とは調べてみてざっくり解説すると
「多くの人が知っていること」
でした。

常識っておもしろい!と
改めて思いました。

同じ日本なのに
僕の住む金沢にも芋焼酎があるのに
お湯割りも当然あるのに
福岡では「常識」なんですね。

 

男性向け化粧品

1年ほど前にですが
男性向けの保湿ローションのネット販売の
相談を受けました。

対面では売れるのですが
ネットでは反応が悪いとのこと。

ヒアリングします。

多くの場合もそうなのですが
相談してくる本人がもう答えに
気付いていることが多いです。

女性なら常識である
化粧水、美容液、乳液
の違いを男性は知らないということ。

そのことは当然相談者も理解しているんですけど
ネットでは伝えきれていませんでした。

男性にとっては常識ではありませんから
当然伝えるべきですよね。

そしてその相談者の販売したいものは
全て買わなくてもこのローションだけで
いいというものでした。

説明すると長くなるし
でも長すぎると読みたくなくなるし
読まなくなって売れないだろうと
どうするか迷っていました。

販売したいお客さんなどの
状況によって変わりますが
ざっくりとその時のアドバイスを言うと

●長くなっても説明はいります。
●ほとんどの方は読んでくれない前提で書きましょう。
●読んでくれた方が買ってくれます。
●ただ読まれるように、写真は言葉は興味が持続する様に工夫しましょう。

というものでした。

あとは細々と紙に落としていく実作業となります。

改めて僕自身も考えさせれれる内容です。

あなたも常識の説明を省こうとしてないでしょうか?

説明は省かずに、でもあきさせないように伝えてください。

 

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