金沢市の歯科医院は飽和状態? 市場調査から見える金沢市の歯科医院の市場規模

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From:守部 和孝

 

今日は前回、前々回と金沢市の弁護士さんを
リサーチしたのですが
個人的に興味深い結果が知れたので
今回は調子にのって歯科医院についての
リサーチをしてみたいと思います。

なぜ歯科医院かというと
歯医者さんはよく僕のマーケティング業界では
競争が熾烈だと知られています。

「コンビニの件数よりも多い」とか
「初期投資にお金が結構掛かる」とか
「歯科医師さんは他のお医者さんになれない」など
の大変だという理由を聞くからです。

なので以前から気になっていたので
今回は思い切って調べてみようと思います。

まずは歯科医院の数

金沢市歯科医師会というホームページが見つかって
金沢市の歯科医院が全てのってそうな
ホームページだったので
そこにのっている金沢市の歯科医院の数を数えました。

そうすると。

217!

めっちゃ多い!

ちなみに金沢市のコンビニの数を調べると

176!  (施設検索・ホームメイトリサーチより)

コンビニより多いというのは本当だったんですね!

また石川歯科医師会の会員数によると
金沢市には歯科医師が

262人います!

ちなみに金沢市の人口はH.28年3月1日時点で
およそ466,000人です。

人口10万人あたり歯科医師の人数は50人が適当だという
医業コンサルタントのホームページを見つけました。

まぁ誰が50人と決めたかはわかりませんし
それが正しいという根拠もないですが、、。
それはいいとして

では金沢市はどうなのか計算してみましょう!

262÷466,000÷100,000=

56.6人!

おお!大丈夫じゃないですか!

ちなみにあっているのか調べようと思い
厚生労働省の都道府県別のデータがあり
照らしあわせてみたら若干ずれがありました。

石川県はだいたい60人との数字です。

色々なデータがあり正確な数字を出すのは時間がかかります。

ざっくり60人弱でいいと思います。

厚生労働省の数字を見たのですが
全国的に見ても競争の激しさは
下から数えて5本の指に入るくらいです。

弁護士さんと違って歯科医師さんにとって
金沢市はとってもいい街のようです。

次に歯科医師の推移

どうも弁護士さんの真逆で
文部科学省と厚生労働省の方針で
歯科医師の総数を減らそうと
合格基準を厳しくしているそうです。

そのかいがあって
H.18年 合格率80.8% 合格人数2,673人

を境に下降線をたどり
H.28年 合格率63.6% 合格人数1,973人
というふうに合格者が3割も減少しています。

でも現実は増えています

H.16年 95,197人(74.6人)
H.18年 97,198人(76.1人)
H.20年 99,426人(77.9人)
H.22年 101,576人(79.3人)
H.24年 102,551人(80.4人)
H.26年 103,972人(81.8人)

上の数字は年度別の歯科医師さんの人数と
かっこの中は10万人あたりの歯科医師の数です。

歯科医師の総数を増やさないようにする
取り組みをおこなっていはいるのですが
微増しています。

元々歯科医師の人数が多すぎるということで
歯科医師の合格者数をおさえだしたようなのですが
減ってまだはいませんね。

結論

歯科医師にとって金沢市は結構平和です^^

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