この前ミスドで内勤してた時のこと。
某お店であるキャンペーンをやってたんですが、
このオファーがすごくよかったのでシェアします。
今回のオファーはこれ
買ったドーナツの個数分、
次回半額
つまり、今回ドーナッツを3個買ったら
次回、そのレシートを見せれば
ドーナッツが3個まで半額になるというもの。
これを見たとき、思わず感心してしまいました。
というのも、非常に強力なオファーなのに、、会社の利益もしっかり残る、すばらしいオファーだからです。
このオファーの長所1:マジカルワード「半額」
あなたも、チラシを読んでて、「半額」が出てきたら、それだけで目が留まると思う。それくらこの言葉は強力。
そんな魔法の言葉をこのキャンペーンにいれたことが、まずすばらしいです。
このオファーの長所2:無制限ではない
もしこのオファーが「次回半額」だけだったら、次回はお店の売り上げが半額になってしまいます。
でも、このオファーは「買った個数分だけ」と制限を設けているので、次回の売り上げが激減することはありません。
もし次回100個を半額にする羽目になったとしても、逆に言えば今回100個の売上を確保しているので経営的には実はすごくリスクが少ない。
もっと書くと、このオファー、実は最大で25%OFFなんです。
書き間違いではありません。
半額ではなく、25%です。
例えばドーナッツが1個100円だとすると・・・
今回の支払い:100円
次回の支払い:50円
合計:150円
本来の支払い:200円
割引額:50円
割引率:25%
つまり今回と次回で同数のドーナッツを買ったとしても25%しか売り上げは減らないのです。
半額と書くと、売り上げ的には相当痛いが、実はこんなトリックがある。
このオファーの長所3:初回は定価
初回の買い物は割引なしというのも忘れがちなポイント。
次回の割引クーポンをもらっても、結局有効期限過ぎちゃったり、レシートを紛失したりしたこと、あなたもあると思います。こうなるお客さんはどの業界でも一定数いるものです。つまりその分、このキャンペーンによる損失はなくなる。
それに、次回を見越してい普段より多めに買う(つまり客単価が上がる)お客さんもいます。つまり一種の客単価アップ効果があります。(客単価が増えた分で次回の25%OFF分を相殺すればますます利益は残る)
異業種の事例をパクれ!
ただ、このオファー、どこかで見たことありませんか?
「スーツ1着買うと2着目半額」
そうです。洋服の青山のオファーとそっくりです!
ミスドが青山のアイディアを意図的にパクったのか?たまたま浮かんだアイディアが同じだったのかはわかりません。
ですが、1つ言えるのは、
異業種の事例を取り入れることは非常に有効だということ。
そして今回のように全くの異業種でもオファーをパクりあうことは可能なのです。
社長のあなたがやるべきことは?
それは「日常にあふれる」オファーにアンテナを張り巡らすことです!
スーパーに買い物に行った時、広告が投函された時、こういう時に
「うちの会社に使えるオファーはないかな?」
と目を凝らしながら周りを見渡してください。
あなたの会社に使えるオファーがきっと見つかりますから。