From:守部 和孝
以前からいくつかセミナーをやらせていただいています。
それは自分で開くときもあれば、招待される時もあります。
その時、依頼に応じてセミナーを作るのですが
ちょっとしたテンプレートがあります。
コピーライターならなんとなく
心理学に基づいているのがわかると思います。
では紹介していきます。
セミナーははじめが肝心
話のメインであるノウハウ部分が同じでも
人は素晴らしいと感じる時と
感じない時があります。
これって他の業界でも同じだと思います。
例えばお笑い
僕がお笑いに詳しい訳じゃないですけど^^;
同じことを言っても
受けるときと受けないときがあります
「フリ」ってやつですよね。
例えばセールス
いきなり売り込んで売れることって
ほとんど無いと思うんです。
世間話から入って
あなたのビジネスがどんな状況か
聞いてとやっぱりいきなりメインの話は
しないですよね。
これと同じでメイン部分を話すにしても
まずは「フリ」が大切です。
その話のフリから伝えていきたいと思います。
まずはアイスブレイクから
アイスブレイクとは話しはじめる前に
聞き手の気持ちをほぐすことです。
前に立って話すとき
めちゃくちゃ話しにくいです。
シーンとしてイタリア
聞き手が緊張しているのがわかります。
そうすると話しても話しにくいですし
聞いている側も、頷きにくく、
話を聞いているようで
印象に残りにくい状態です。
まずはそれを解消してあげることが大切です。
ということで
簡単に自己紹介したら
打ち解けてもらいましょう。
簡単にできることは
隣の人と自己紹介を1分ずつしてもらうのが
良いです。
自己紹介が終わった後に
「せっかくセミナーに来たので交友を深めてもらいたいということで
隣の人と自己紹介をしましょう。
名前、自分のビジネスの紹介をして下さい。」
と言うようにいって一分を測って交代すると
することで場の空気が和みます。
次に実績の紹介
自分の実績を紹介します。
過去の素晴らしさを伝えるのですが
コツがあります。
僕なら
「209件のダイレクトメールを送って51件の成約がありました。」
このままだと普通なのですがこの後に
「これでわかったことがあります。
魅力を細かに伝えるとハガキでもたくさんの成約ができることに。」
というように、ただ実績をならべるのではただの自慢ですが
その後に、その実績からわかったことがある、とつなげることで
スムーズに進行できます。
次はセミナー参加者の目的意識を強くします
セミナーに来ているのはなんらかの目的があります。
その目的意識を強くするために
共通して抱えている問題を
列挙しましょう。
現状の問題点を並べていきます。
僕のスマホセミナーなら
スマホ対応していなくて
参加していると思うので
これからスマホが増えていくことですね。
特に若年層が多いとか
その若年層が年を取るごとに
当然の結果としてさらなるスマホの対策が必要だとか
ということです。
背景や、理由
その問題点が起こる背景や理由を
並べます。
前項と続けて話すことになります。
根拠もならべないと説得力がないのと
ここでデータを並べることで信頼の構築ができます。
またその後、根拠がなくても
安心感を感じてもらっているので
スムーズに話が進むでしょう。
改善するとどんな未来か?
今日のセミナーを聞くと
どんな風に改善されるかを
しっかりと伝えて置くための前振りです。
またスマホの例を出すなら
スマホ対策すると業界でも
先を突っ走っていけます。
成約率が高くなります。
あなたのビジネスが儲かります。
というようなことを理解できるように
実感できるように伝えておきましょう。
今日の話の良さに実感をえられますし
価値を感じてもらえます。
これだけの話をしてから「メイン」へ
これぐらい話をしてからメイン部分へと
入っていって下さい。
いきなり本題にはいっても
ただの説明になってしまいます。
この説明をするとたまに怒る人がいます
そんなのただの演出じゃないか!
と言われます。
まあそうなんですけど
なんでも演出って大切です。
僕は演出部分も本文も同じぐらい大切だと考えています。
CMも何でも構成って大切じゃないですか。
テレビもしっかりと構成が練られているから
面白いと思うんですよね。
その部分に困ったらぜひ活用して下さい。