From:守部 和孝
文章、メッセージを書くときの基本で
読み手に話しかけるときは「あなた」を使いましょう。
よく見かけるのは「あなた」ではなく
「皆さん」と書いてある文章を見かけます。
皆さんは、どう思いますか？
あなたは、どう思いますか？
上の2つを見比べてどう感じますか？
「あなた」の方があなたに問いかけられていると
感じる人が多いはずです。
ブログはたくさんの人に向けて書いているので
「皆さん」と使いたくなるのでしょうけど
その考え方をまずは変えなくちゃいけません。
たくさんの人に書いているんじゃなく
ひとりのお客さんと話しているように書いてください
多くのお客さんに呼びかけるのと
対面で話をするのでは
受ける印象が全く違います。
100人の群衆に話されている演説には
どうしても集中することはできません。
ひとりの方と対面で話をして
話を無視するのはなかなか難しいことです。
そういった雰囲気を少しでも作って
深く読んでもらえるように
「あなた」を使うのです。
「あなた」よりも良い言葉もあります。
それは「名前」を書くことです。
でもそれはできないので
仕方なく「あなた」を使います。
もっと言うと、これって実は
ブログに限った話じゃ無いんです。
ほとんどの印刷物や、ホームページで使えます。
この前チラシで
「皆さんふるってご参加を！」
という年末のイベントが書かれた案内を見ました。
これも書き換えると
「あなたもこのパーティーにぜひ参加しませんか？」
など少しテイストが変わってくると思います。
同じようにホームページや
その他の印刷物でも活用できるので
もしあなたが別の言葉を使っていたのなら
全て「あなた」に書き換えましょう。
