社員さんに新しいものへと取り組んでもらう方法

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From:守部 和孝

 

以前、ある金沢市のサービス業の会社さんを
コンサルしたときのことです。

「iPadを導入したいんだよね。」
と社長さんに相談されました。

サービスを説明するのにiPadがあると
説明がしやすいから導入したいとのことでした。

でも多分社員さんからの反発を招いて
導入がうまくいかないのが見えているとの
悩みでした。

これってよくあることですよね。

なにか新しい物を導入しようとすると
基本的に社員さんは反発するものです。

・新しいマニュアルを導入する
・新サービスを開始する
・新しいパソコンを導入する

なにをやってもほとんどの場合
社員さんははじめは残念ながら
文句をいうことが多いです。

でもこれって仕方のないことです。

やっぱり勝手に決められたと
感じてしまうからです。

僕もサラリーマンだった時
同じように感じたものです。

一言相談して決めて欲しい
あらかじめ言って欲しい。

そういう気持ちもわかります。

どうすればいいのでしょうか?

できればすんなり導入する方法

いつでも活用できる方法ではないですけど
今日はその方法をお伝えしたいと思います。

ただし時間がかかるので
少なくともひと月はみて下さい。

この場合だとまずは社員さんに
「iPadあったら便利かな?」
という一言からはじめるということです。

そうすると社員さんは考えながら答えると思います。
「どうですかね~」
「大変なんじゃないですか?」
「おお?面白いんじゃないですか?」

どんな返事があるかはわかりませんが
社員さんが考えてくれる
導入されたのをイメージしてくれることが大切です。

例え悪い反応であっても
考えてくれます。

ちなみに僕は社長さんに言ってもらわずに
僕が社員さんに言ってました。

1回目はあまり良い返事じゃなかったです。
「iPadなんている?」

といった返事でした。

2回目に言ったときは
「なんか意味あるの?」
と聞かれたので
「いや説明が楽になりそうじゃないですか?」

と伝えました。

その次にiPadの活用してある
パンフレットを持っていって
「こんな感じどう思う?」

と聞きました。

そうすると結構良い返事。

そうやって少しずつ、少しずつ良さを伝えて
理解してもらう努力をしました。

最後には社員さんたちは

「iPadぐらい入れてくれてもいいよね~」

との声がでてくるまでに
なったのです。

そういう声が出てから
実際にiPadを購入し
導入することができました。

社員さんも社長さんもお互いに満足度が高く
導入された後も
使われ方がスムーズでしたし
使用方法の勉強会も
積極的で、活用の方法が
社員さんから提案されるぐらいでした。

ポイントは…

時間をかけて少しずつ理解してもらうことです。

急に導入すると反発が強いです。

また時間をかけて良さも伝えることです。

いつも活用できる方法ではありませんが
ぜひ参考にしてもらえたら幸いです。

 

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