秋田のかき氷屋がコモディティー化に打ち勝ち、人気店となった戦略

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これは秋田で有名なかき氷です。

かき氷1個500円くらいするので値段は高め。
なのに夏は並ばないと食べれないくらいの人気店。

ただ、かき氷ってよくよく考えると、個性も特徴もない商品ですよね?
典型的なコモディティー商品です。

では、なぜこのお店はコモディティー化させずに人気を維持できるのか?
その秘訣を探ってみました。

妻が言うに、このかき氷すごくこだわってるそうです・・・

kakigoori

  • 氷がふわふわ
  • 頭にソフトクリームがのってる
  • 蜜は合成のソースではなく本物の果物を絞って作ってる

こう聞くと、すごくこだわってるのがわかりますよね。

他店との違いは簡単に作れる

これらのこだわりって、他のお店でもできることですよね?

ソフトクリームを用意するのだって、果実を用意するのだって誰でもできます。
(しかも、今回のように他のお店がどこもやってないなら、オーガニック食品のようなこだわったものじゃなく、「業務用」の普通の材料でも十分でしょう)
ふわふわの氷だってかき氷機をいいのを用意し、ちょっと練習すればだれでもできるでしょう。

つまり、このお店の強みは、競合店でも採用できたものなのです。

「すごいこと」ではなく「違い」!

このかき氷屋もそうですが、人気店は競合と比べて圧倒的に「すごい」から繁盛しているのではありません。
他のお店と比べて圧倒的に「違う」から人気があるのです。

このかき氷屋は「他のお店と違う材料」で差別化しました。
このように強豪との違いを明確にすることが人気店への第一歩です。

そして、、、

違いは「見つけるもの」だけでなく「作るもの」

あなたが意図的に「かき氷にソフトクリームをのせよう」と違いを「作る」こともできたはずです。
だから、「違いがない」なら違いを自分から作ってください。

そうすることでかき氷でさえ人気を作ることができるのですから。

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