From:守部 和孝
見たことがあるでしょうか?
2013年にオックスフォード大学が発表した
10年後になくなる職業というのを。
2013年にオックスフォード大学のオズボーン准教授が
発表した内容です。
理由は僕が言っても仕方がないので
その内容だけに触れます。
論文のタイトルは
『雇用の未来—コンピューター化によって
仕事は失われるのか』
というものでして
なんでも702の職種を調べて
数値化した結果がでているとのこと。
例えばバーテンダーは
77%の確率でなくなるというように書かれているそうです。
その中で90%の確率でなくなるリストの中に
「税務申告書代行者」
「簿記、会計、監査の事務員」
とありました。
「あれ?これって税理士さんの仕事のことかな?」
と思い、税理士さんの独占業務をしらべると3つありました。
- 税務代理
- 税務書類の作成
- 税務相談
「まさに税理士さんの仕事だ!」
そのまま読み解くと税理士さんの税務申告書類の代行は
2023年には90%の確率でなくなるということです。
大胆な予想ですね。
集客どころじゃなく、仕事がコンピュータに
取って代わられるんです。
少し話しがそれますが、
TOYOTAは2030年までに
車の自動運転を完成させると宣言しています。
僕が想像しているよりも
どんどん人工知能が発達し
コンピュータ化が進んでいるんですね。
じゃあどうすれば良いんだ(^o^;)
逆にどんな仕事が残るのかを調べてみました。
- レクリエーションセラピスト
- 最前線のメカニック、修理工
- 緊急事態の管理監督者
- メンタルヘルスと薬物利用者サポート
- 聴覚医療従事者
- 作業療法士
- 義肢装具士
- ヘルスケアソーシャルワーカー
- 口腔外科
- 消防監督者
- 栄養士
- 施設管理者
- 振り付け師
- セールスエンジニア(技術営業)
- 内科医と外科医
- 指導(教育)コーディネーター
- 心理学者
- 心理カウンセラー
- 警察と探偵
- 歯科医師
- 小学校教員
- マーケティング責任者
税理士さんが関係しそうなもの
税理士さんの独占業務のひとつに
税務相談というのがありましたよね。
そこにはマーケティング責任者としての業務を混ぜる
心理カウンセララーとして相談にのるとうように
付加価値をつけて行くしかないのかなぁと
誰もが思い浮かべるのではないでしょうか?
いずれにせよ、普通に数字だけを書いていくのなら
要らない仕事だとすぐに感じると思います。
以前税理士さんに仕事のことを伺ったら
税理士さん自身がそうおっしゃってました。
数字を書くだけなら意味が無い
そこに想いを込めるとおっしゃってましたが
今はその意味がなんとなくわかる気がします。
その会社の状態を考えて
数字に表すことで
税務代行いじょうのことをしていたのだと思います。
単純に税理士さんの仕事をしていたのでは
コンピュータに仕事を奪われる。
これは税理士さんの集客に困る以上のことです。
今度何人かの税理士さんに
どんなことを考えているかを伺って
どうしていくのかを僕も考えてみたいと思います。
集客できないどころではないですから。