From:守部 和孝
サッカースクールの親御さんにわたす
文面を書いてきました。
育成理念やコンセプト、無料体験
お申し込み手順を書いたものです。
友人がサッカースクールをほぼボランティアで
はじめるようで力を貸して欲しいと言われ
手伝ってきました。
友人が書いたものを読んだのですが
伝わらないだろうなぁといった印象。
また友人と話せは話すほど
書いてあることと違うと思い
ほとんど書き直しました。
その一連のできごとは非常に楽しかったです。
ですのでその様子をここに書きたいとおもいますが
さすがにそのままを載せることはできないので
やり取りの話や、一部を載せたいと思います。
まずはコンセプト・育成理念
ですが名前を変えました。
「私たちはこんな子どもを育てます!」
親御さんに渡すにしてもわかりやすい日本語がいいと思い
ネーミングを簡単にしました。
そしてその中身はどういうことが書かれていたかというと
大雑把に言えば
①テクニックを教えます。
②スポーツを通して感謝を教えます。
と書いてあったのですが
書き直しました。
ヒアリングをしたところ
普通にサッカーを習うと
チーム練習、全体練習、パス練習、戦術練習
が多いそうです。
そうではなく、ほぼ個人練習だけに時間を費やして
「リフティング」、「ドリブル」、「1対1」の個人の技術を伸ばしたいとのこと。
もうわかると思いますが今ココで書いた内容を
もう少しアレンジして「伝わる」ように書きました。
一部を下記に載せますね
私達のスクールでは日本人らしい『チーム練習』ではなく
ブラジル人のようなボール扱い、1人で局面を打開する力のような
『個』の力を伸ばすことを目的としています。
というような感じです。
ここで気をつけたことは
わかりやすく例えはないかと考えました。
そこでブラジル人という例を用いて表現しました。
またヒアリングを続けたところ
色々な思いが感じられたのですが
真剣にサッカーを取り組むことで人生勉強をして欲しい
という思いがありました。
なので僕は下記のように載せました。
私たちは、サッカーに真剣に取り組める子を求めています。
なぜならサッカーを通じて
勝負へのこだわり、勝つことのうれしさ、努力の大切さ、負けたときの挫折、
時には理不尽さ、仲間とのコミュケーションを学んで欲しいのです。
ちょっと今見ると日本語として変ですね笑
でも元の文章よりは随分と良くなってました。
ここまで考えたことはいずれも具体的に書くこと。
いずれも元々は気持ちのこもった言葉なのですが
抽象的なのでなかなか伝わりません。
そこでなるべく具体的に書くことを意識しました。
そして最後に感謝の話です。
特に『もの』への感謝を持ってもらいたいと
言っていました。
最後にそのまま
サッカーにはボール、ユニフォーム、靴、グラウンド、ゴール、送迎など
『もの』をたくさん使います。
人だけではなく『もの』への感謝の気持ち、大切にする気持ちを伝えます。
というような文を付け加えました。
いかがだったでしょうか?
全部ではないですが
僕がお手伝いした
サッカースクールのコンセプト作成です。
あなたの文章作成のヒントになれば幸いです。