業界用語の使い方を考えよう

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From:守部 和孝

 

どんな業界でもその業界特有の言葉があります。

いわゆる業界用語です。

 

これは基本的には使わないで下さい。

 

去年のことなのですが

私は釣りに挑戦しました。

友人同士集まっての第二回釣り大会でした。

ちなみに私の釣り歴も二回目です笑

 

一回めの時に少し要領がわかったので

ホームページを見て予習し、少しでも釣ってやろうと

考えました。

 

検索すると

「夕マヅメから朝マヅメがいい」

「抵抗を少なくして食い込みを良くする」

「釣れるときは棚が合っている」

 

など書かれていて全くわからず

読む気をなくして諦めた経験があります

 

単語が難しいサイトからは読者はページから去ります

 

あなたもこういった経験あることでしょう。

 

そう、だからあなたもブログやホームページでは

業界用語を使うべきではありません。

 

業界用語を使っていいのは

業界人だけが読むサイトの時だけです。

 

 

 

 

またこういった経験もあります。

 

私が鍼灸院に行ったときのことです。

「横臥位、つまり横になってください。」

「血虚、つまり血が少ない状態です。」

 

などと先生は業界用語を使い

それぞれの言葉の説明しながら

話してくれました。

 

 

私のその時の正直な感想は

「横臥位」や「血虚」という言葉自体

使わなくていいのではないかと感じました。

 

私が鍼灸師になることを目指しているのならば

業界用語は使って欲しいと思います。

しかし全く鍼灸師になりたいとは思っていません。

 

用語の説明をしながら説明されるので

途中話しがややこしくなる時がありました。

 

鍼灸師の先生は私のためを思うのなら

業界用語を全く使わずに

説明をするべきだったと思います。

 

ただ業界用語を使うメリットもあります

使うとプロっぽい印象がありますね。

 

でもこれってどうですか?

 

ただのエゴだと思いませんか?

 

自分の権威を見せつけたくて

難しい用語を敢えて使っているように感じます。

 

またあなたに業界のことを知って欲しいと

思っているのかもしれません。

 

この場合は鍼灸師さんはきっと

「鍼灸は素晴らしいから、理解して欲しい」

という気持ちが言葉になって表れたのでしょう。

 

ということはこういうふうにまとめることができるのではないでしょうか。

 

◆お客さんには業界用語をつかうべきではない

お客さんは勉強したいと考えていないので難しい用語を使わずに

説明するようにしましょう。

 

◆ただし学びたいと感じているなら使うのもあり

例えば今書いているこのホームページには勉強したいと感じている人もいます。

鍼灸院にもツボの名前を知りたがる方もいると思います。

 

そういった方には難しい用語を使って上げて下さい。

ただしちゃんと説明してあげることは必須です。

 

◆業界のことを知っている業界人が読む場合も当然OK

 

業界人同士なら話がスムーズですし

用語を使わないと見下されることもあるでしょう。

 

 

以上私が感じる考察でした。

いかがでしたか?

 

こうまとめると簡単そうですね。

 

 

ホームページでは閲覧者が難しくなって

頭を抱えて去らない様に

慎重に言葉を選んでください。

 

ちなみに私自身はどうかといいますと

今だに迷います。

 

どこまでが業界用語なのかわからないです。

 

 

例えば「SNS」

という言葉を使うのに使っていいのかどうなのか迷います。

 

その他にも

「マーケティング」

「SEO」

「見込み客」

「コピーライティング」

「コンテンツ」

「ブランディング」

 

いずれも私の中では常識なのですが

使っていい言葉なのか迷います。

 

過去の記事の中で何気なくいつの間にか

業界用語を使っているかもしれません。

 

突き詰めると答えがありません。

 

あなたも文章を書くとき、言葉を発するとき

この記事がきっかけになり

自分の言葉を見直していただければと思います。

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