「プッシュ型マーケティング」と「プル型マーケティング」という言葉を聞いたことありますか?
両者の違いをはっきり説明できますか?あるいは、どちらのほうがいいかわかりますか?
もしわからないならこのページを読んでください。特にブログで集客しようとしている人が気を付けなければならい落とし穴についても解説していますから。
では、まずプッシュ型とプル型の違いについて簡単に説明しますね。
プル型マーケティング=待ち
プル型マーケティングとは、簡単に言えば「お客がアクションするのを待ってる」タイプのマーケティング。
ブログ集客は典型的な「プル型」です。
なぜなら、ブログはお客さんが検索してサイト来なければ、こっちからアクションすることができないからです。
プル型マーケティングの例としては他にも・・・
YouTube、PPC広告、SEOなどがあります。
コンテンツを作って、後はお客さんが来るのをひたすら待つ。
これがプル型マーケティングです。
一方・・・
プッシュ型マーケティング=攻め
反対に「こっちからお客さんにアプローチする」タイプのマーケティングのことをプッシュ型と言います。
オンラインの場合、プッシュ型マーケティングの典型例は「メルマガ」です。
こっちが情報流したいときにメールを流せばお客に情報が届くわけですから。
最近ではLine@が流行ってますがこれもプッシュ型になります。
ちなみに、FacebookやTwitterはこっちが情報を送りたいときに送るので「プッシュ型」になります。ただ、ちょっと変わってて、こっちが記事を投稿しても相手のログインがしばらくなければ見てもらえないというデメリットがある一方、拡散されれば友達でない人にもアプローチできるというメリットもある、ちょっと変わったプッシュ型メディアです。
・・・とプッシュとプルの違いを簡単に説明しましたが
プルなら、こっちが知らない人からもアクセスしてもらえる
プッシュは、こっちが主導権を握れる
など、それぞれ一長一短あります。
じゃあ、どっちがいいの?ってことになりますが、僕は・・・
中小企業は絶対プッシュ型マーケティング
と伝えています。
というのも、中小企業の場合、、、
- 知名度・ブランド力が基本的に0なので、プル型だとリアクションが少ない
- お客さんとの関係性(ブランド)構築するためにもこっちからプッシュして情報提供しなければならない
- こちらがキャッシュフローを作りたいときに、プル型マーケティングでは作れない
という理由から、プッシュ型マーケティングを絶対に取り入れなければならないのです。
ただ、そうは言っても、そもそもお客がいない以上、最初からプッシュ型マーケティングをやりたくてもできない。だから・・・
プッシュ型マーケティングをするために、プル型マーケティングをやる
ということになります。
つまり、SEOなどでコンスタントにアクセスが来るようになったら、プッシュ型マーケティングできる仕組みを構築する。(メルマガ登録フォームを設置する、FacebookやTwitterなどをフォローしてもらうなど)
「結局両方かよ」と、ため息が聞こえてきそうですが、気を付けてください。
ブログを書くことはいいのですが、ブログには「プッシュ型マーケティングにつなげる」という最終目標があるのです。
ブログ運営は、記事を増やしてアクセスが増えればいいというものではありません。
その先のプッシュ型マーケティングにつなげるという目標がなければ、アクセスは増えても売り上げは増えないです。
なので、その点を注意しながら、ブログを運営してください。