コンピュータが税理士の仕事を奪う理由

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From:守部 和孝

 

この前税理士さんの仕事がなるなると書きました。

そうしたら

「人じゃないと判断できないことがたくさんあるでしょ?」

と言われました。

この前のブログでは税理士さんの仕事が
コンピュータに変わる理由を書きませんでした。

僕が書いても仕方ないですし
もっと偉い人に聞くのがいいと思ったので
そういう話がありますよ~と書いただけだったのですが
やっぱり理由も聞きたいみたいですね。

 

なので僕なりの理由を書きたいと思います。

 

といっても大きな理由は一つです

コンピュータの高性能化笑

それはわかってるって話だと思うの
もう少し噛み砕きますね。

 

僕は大学の時にパターン認識というのを専攻していて
人はどのように物事を見て判断しているのか

コンピュータに同じようにさせるには
どうすればいいのか?という研究をしていました。

たとえば数字の9はどうやって人は認識しているかというと
今まで生きてきてたくさんの「9」を見てきたので
ちゃんと「9」と書かれてなくても
わかるんですよ。

コンピュータに「9」をわからせるときも
同じでたくさんの「9」を覚えさせることをします。

ひん曲がってたり、丸くなってなかったり、
斜めになってるなどたくさん覚えさせます。

たくさん覚えさせると時間がかかるようになるんですけど
その分正確に判断できるようになります。

これがコンピュータが判断できるようにする方法です。

今までコンピュータの性能だと
ちょっとした数字や文字が限界でした。

でも今は「Siri」に代表とされるように
言葉を認識してくれますよね。

コンピュータの処理速度があがったから
言葉ですら判断できるような高性能になったんです。

言葉の判断って瞬時に計算を行わなければならないから
僕が大学生の頃だと考えられないことでした。

 

膨大なデータを一瞬で処理できる

ビッグデータと言います。

そのままですが、ビッグデータを一瞬で処理できるようになりました。

これはコンピュータが人間のように判断できるようになる仕組みです。

 

弁護士さんも要らなくなる?

弁護士さんの仕事はどんなことをするかというと(多分ね)
過去の裁判の結果をたくさん集めてきて
予測し、どんな結果が出るか、どんな話をするかを
考えて挑みます。

特に最高裁の判決がくつがえることは
ありませんから、一番重要視されます。

過去の膨大なデータをもとに
予測します。

 

コンピュータの仕組みがわかりましたか?

ビッグデータを処理できるコンピュータのお陰で
人のように判断できる機能がもてるようになります。

人のように判断する機能のことを人工知能といいます。

知っていると思います。

ビッグデータを瞬時に処理できることで人工知能が手に入る。

弁護士さんの仕事はまだ先の未来の話だとしても
税理士さんの仕事は処理できるように
なってくるのだろうと思います。

 

コンピュータが仕訳ができる

今まで税理士さんの仕事である仕訳は
人の力じゃないと判断できないと思われていましたが
コンピュータが判断し仕訳ができるように
なってくるんだと思います。

人間がする仕事はもっとクリエイティブなところや
相談にのることなどの、感情によりそうこと
そういうことが求められるのは
見えています。

それが10年後か、20年後かはわからないです。

でもそこを意識して僕は仕事をこれから
していかなければならないですし
あなたも意識して仕事をしてもらいたいと思います。

 

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