学生さんにコピーを教えています。うまくなる方法

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From:守部 和孝

 

友人からのお願いで22才の大学生さんが
将来コピーライティングで飯を食っていきたいとのことで
コピーライティングを教えています。

教えてまだひと月も経っていないのですが
めちゃくちゃ上達したのでその理由をお伝えしたいと思います。

時計を売る文章

G-SHOCKをオシャレにした時計を
売るということでコピー(文章)のアドバイスを求められました。

読みましたが、勉強されているのはわかります。

一般の方よりはずっと慣れていて
上手だと思います。

ただ点数をつけるなら35点(失礼(^o^;))
僕が偉そうに点数をつけるのは失礼ですが
そのぐらいです。

一般の方が20点といったところです。

これではプロとしてはやっていけないですね。

 

一通り質問しました。

ちょっと専門用語でかかせてもらうと

  • ペルソナ
  • ベネフィット
  • ストーリーボード

このあたりが気になったのですが
どれも悪く無いです。

むしろいい感じです。

 

最後に「スワイプファイルは?」

と聞くと
「これです。」
と見ると全然ダメでした。

原因はスワイプファイルでした。

 

僕はお客さんにスワイプファイルの重要さを伝えません

スワイプファイルというのは
パクるためのファイルです。

過去にヒットした文章をコピーライターは持っています。

そのファイルを元におもいっきりパクりながら
文章を書いていきます。

そのスワイプファイルをもっていることがコピーライターの腕のひとつですし

ただパクっても上手に書けません。

ただスワイプファイルが重要なのは間違いありません。

それほど重要なスワイプファイルですが
お客さんに僕は素晴らしいスワイプファイルを持っている
と伝えても全く意味もわからないですし
パクらないで欲しいとさえ思うでしょう。

ということはスワイプファイルは一般の方には知られていない存在です。

 

学生さんもピンときてなかった

学生さんもスワイプファイルは大事だと知ってはいました。

ただ僕がこうやって使うんだよと教えて1週間後にもってきた文章は
70点はありました。

すぐにこれならいけますね!

と伝えたら

自分でもよくわかったようで
「はじめてスワイプの使い方がわかりました。」
といって喜んでました。

 

習うならプロに

今までたくさんの教材や本をかって学んできたのですが
実際に僕が教えたら1週間でプロ仕様になっています。

もともとしっかり勉強をしていたから上達したのは確かなんですけど
プロにならったから、上達したと僕は思っています。

 

習うなら下手だったプロに

特に僕はもともと文章がうまくありません。

というか、ずっと理系で
文章を書くことを避けてずっと
生きてきました。

営業などもしたくありません。

パソコンとにらめっこしている
技術者として生活していこうと
パソコンの世界にはいりました。

しかしものを売るとなったときに
パソコンの技術だけではどうしようもないところに
辿り着きました。

そんななかで勉強し
少しずつ文章を書くのが上達しました。

だから何が足りていないかが
わかりますし、
うまく書けない理由もわかります。

またどうやったら上達したのかを
自分の肌で感じています。

だから今回うまく教えられたのだと思います。

 

巨人の長嶋監督は教えるのが感覚的

だと言われるのを聞いたことがあるのではないでしょうか?

「グッとやるんだよ」

なんて有名ですよね^^

 

長嶋さんは天才だった証だと思います。

教えるのは下手だとは思いません。

松井秀喜さんを大選手に育てたのですから。

でも感覚的な言葉を使われても
わかりにくいですよね。

僕は今回だけではないですが
いつも思います。

僕が習う時も元々上手ではなかったプロから
習うことが大切だと思っています。

 

あなたも参考にしてみてください。

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